ネットワーク型 データ収録装置 Datol-200

メーカー 株式会社 勝島製作所


180チャンネル同時サンプリングによるデータ収録を実現。



特長
  • 一台をホストとして複数台(最大15台)のノード装置の制御が可能。
  • 最大収録成分は180成分。
  • 4成分までのAND/ORによる判定、STA/LTAのレベル比による判定など豊富なトリガ設定条件。
  • 高速通信ポート(57600bps)×2、9600bpsポート×2を装備し、4カ所へ同時通報が可能。
180ch
  • 複数台のノード装置(Max.12ch/台収録)ホスト装置1台の組み合わせで、Max.180chの多チャンネル同時サンプリングによるデータ収録を実現。
多地点高速データ通信
  • 4地点に対して同時通信が可能です。しかもその内の2地点については、Max.57600bpsの速度で通信できます。
長いプリトリガ時間(データ遅延時間)
  • 最長トリガ前99秒からデータが取り込めます。
柔軟なフォーメーション
  • 複数台のノード装置は必ずしもホスト装置の真近に置く必要はなく、光ケーブルなどを介してそれぞれを遠く隔てて置くことも可能です。

半導体メモリ+ディスク記録

  • 機械動作部分がないので、故障が少なく、長期間の安定した運用が可能です。
    半導体メモリに取り込まれたデータは、地震終了後、ワークステーションまたはパソコンに転送され、ハードディスクや光磁気ディスクなどの交換可能な媒体に記録されます。

メモリ使用後の動作は、以下から選択設定

  • 古い記録を消しながら動作を続ける。
  • 小さい記録を消しながら動作を続ける。
  • 短い記録を消しながら動作を続ける。
  • 記録禁止に自動移行する。

卓越した耐震性能

  • JISラック実装状態にて大型振動台を使用した耐震試験(正弦波入力試験、実地震波入力試験、Max=約1.2G)をクリアしています。

GPS校正装置

  • ホスト装置内蔵時計は、GPSによる自動校正も可能です。(オプション)
システム構成例
仕様
構成 複数台のノード装置と1台のホスト装置の組み合わせによる
収録成分数 ノード装置1台当り12成分まで収録可能、ホスト装置は15台の
ノード装置の制御可能
最大収録成分数は180成分
測定最大値 加速度±1000gal、±2000gal
速度±20kine等、電圧値±10V/フルスケール
アナログ部
増幅器利得 x1、x5,x10、x50、チャンネル毎に設定・切替可能
ローバスフィルタ 遮断周波数15Hz、30Hz、Pass、チャンネル毎に設定・切替可能
減衰傾度-36dB/oct(6次バタワース)
トリガ
ノード装置 4成分までのAND/ORによるレベル・周期判定方式
STA/LTAのレベル比による判定方式
ホスト装置 15台までのノード装置のAND/ORによる判定方式
A/D変換
A/Dコンバータ 16bit
サンプリング周波数 50Hz、100Hz、200Hz、切替可能
ホスト装置はノード装置に対して、サンプリングロックを分配する
データファイル
媒体 半導体メモリ、ノード装置1台当り12MB実装
プリトリガ(遅延時間) トリガ前1〜99秒(1秒ピッチで設定可能)
データ取込時間 トリガ終了後、1〜300秒(1秒ピッチで設定可能)または、
1〜300秒固定(1秒ピッチで設定可能)
記録時間長 プリトリガ10秒、100Hzサンプリングで約90分間
優先保存フォーマット 古い順に優先保(記録禁止に自動移行)
新しい順に優先保存(古いデータファイルから自動削除)
大きい順に優先保存(小さいデータファイルから自動削除)
長い順に優先保存(短いデータファイルから自動削除)
大きいx長い順に優先保存(小さいデータファイルから自動削除)
メモリバックアップ リチウム電池により3年間以上
内蔵時計
基本発振子 水晶(DTCxO)
発振精度 0.1ppm以内
周波数安定度 0.1ppm以内(at0〜40℃)
時刻校正
標準
校正方法 NHK−FM、VHF(AM,UHF仕様もあります)の時報により、
±30秒以内のずれを自動校正する
校正時刻 毎時報時
校正誤差 時報に対して±5m秒以内
表示 現在時刻(YY蚊らSS)をパソコンのディスプレイに表示
オプション
校正方法 GPS の秒パルスにより、±30秒以内のずれを自動校正する
校正時刻 毎正時
校正誤差 ±1m秒
表示 UTC時刻(HH〜SS)
アンテナ設置位置の緯度経度
受信状態
通信
ポート数
インターフェース RS-232C準拠
通信速度 非同期式:4800〜57600bps(2ポート)、4000〜9600bps(2ポート)
接続モデム 2線式アナログ回線用:ITU-TV.32、V.32bis
4線式アナログ回線用:ITU-TV.29
ディジタル回線用:JT-J110
自動通報先 4ヶ所へ同時通報する
電源 AC100V±10%、消費電力:ホスト装置Max.15VA(単体)
ノード装置Max.30VA
バッテリ 内蔵バッテリ:DC12V1.9A
停電補償 全動作時内蔵バッテリにより3時間以上
外形寸法 専用固定治具によりJIS19インチラックに実装する
ラック寸法 W570xD687xH1750mm/台
重量 収録成分数による

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